無酸素性作業閾値について

ランニング速度(強度)を上げていくと換気量や乳酸が急に増加し、有酸素性運動から無酸素性運動になり始めるポイントを無酸素性作業閾値(AT)と言います。

人は、マラソンや持久走など長時間の運動を行う際には、主に酸素を利用して動くためのエネルギーを作っています。その酸素を上手く利用できる限界速度がATの速度となります。

ATの速度を知ることでマラソンなどを走る時のペースの指標とすることができます。ATの速度を超える速度で走ると有酸素性運動よりも無酸素性運動の割合が大きくなるため、長時間の運動を継続することが難しくなります。

例えば、AT以下の速度で走ると余力を残したままゴールしてしまう可能性があり、AT以上の速度で走ると途中でバテてしまい、失速してしまう可能性があります。一般的にATは最大酸素摂取量の65%(65%VO2max)と言われていますが、世界で活躍するランナーではその水準が95%VO2maxに達するとも言われています。

測定ではATの評価として呼気(吐いた息)から評価する換気性作業閾値(VT)、乳酸から評価する乳酸性作業閾値(LT)により評価します。

PAGE TOP