スポーツ科学分析士

スポーツ科学の「スペシャリスト」としての道を目指します。

あなたは、100mを何秒で走れますか?成人男性では15秒ぐらいですが、世界記録はウサイン・ボルトの9秒58、女性でもフローレンス・ジョイナーの10秒49という記録です。「なぜこんなに速く走れるのか」「何が違うのか」「何を鍛えれば速く走れるのか」などの疑問が生まれます。この疑問を明らかにするためには、身体や運動の仕組み、動作を運動生理学やトレーニング科学、栄養学など様々な分野の学問をもとに科学的に理解することが必要になります。スポーツ科学の3本柱は、スポーツ心理学・運動生理学・バイオメカニクスと言われています。スポーツ科学の知識を深め科学的なデータを読み取る力、データ処理能力を身につけ自らが主体的・積極的にデータ処理や分析を行い、科学的にスポーツを捉え動作を説明・解明できる力を身につけます。

カリキュラム

スポーツビジョン測定

スポーツビジョン測定DVA動体視力・眼球運動・周辺視野・瞬間視・眼と手の協応動作の5つの視機能を測定し、視覚の特徴を評価判定します。5つの視機能をバランス良く使うことができれば、動作の正確性が増し競技力がアップします。

視線測定

視線測定視線を記録するアイトラッキング技術を使って、眼球運動や周辺視野・瞬間視といった能力が同時に上手く活用されているか目線の動きを分析し、何をどのように見ていたかを明らかにします。

形態測定

形態測定身体の中の筋肉量と脂肪量を測定し、体脂肪率を算出します。下肢アライメント測定では、足型・O/X脚など下肢の骨の配列を調べるほか、足長・足囲・アーチの高さ・足指筋力も測定し評価します。

等速性筋力測定

等速性筋力測定成長やトレーニングによる筋肉の成長度合いがわかる他に、筋力の左右差や太ももの伸展筋力に対する屈曲筋力の割合から前後差のバランスを評価することができ、運動能力の向上や障害の予防に役立てることが出来ます。

筋電図測定

筋電図測定人は筋肉を収縮させることで関節を動かし運動を行っています。筋肉が収縮する時に生じる活動電位を測定することで、筋肉がどのタイミングでどの程度活動していたかがわかり動作習得の手助けになります。

全身持久力測定

全身持久力測定全身運動を長く続けられる能力が全身持久力(スタミナ)です。測定ではマスクを装着し、呼気(吐いた息)から全身持久力の指標となる最大酸素摂取量や換気性作業闘値・ランニングエコノミーを評価します。

スプリント測定

スプリント測定10m区間の全ストライドを地上3ミリの高さで10ミリ間隔に配列した光学システムにより、接地時間・滞空時間・ステップ長(ストライドの長さ)・ステップ頻度(ピッチの速さ)・スピード・左右差を分析し評価します。

ランニングフォーム測定

ランニングフォーム測定モーションキャプチャーシステムで取得したデータからランニングフォームを3次元で動作解析します。また、走行中に地面判力も測定することができ、効率良くキック動作ができているか評価します。

血中乳酸濃度測定

血中乳酸濃度測定乳酸はおもに骨格筋や赤血球・脳・皮膚・腸管でピルビン酸から乳酸脱水素酵素の作用により生成されます。乳酸は競技成績の予測・トレーニング効果の判定・最適な運動強度の設定などに利用できます。

低酸素測定

低酸素トレーニング理論・実技低酸素環境下での運動中に、動脈血酸素飽和度(SpO2)や心拍数を測定することで、低酸素トレーニング時に個人に適した高度や運動強度の設定ができます。高地トレーニングを行う場合、低酸素環境下で多くの酸素を取り込むための呼吸法を習得します。

スポーツ科学分析士 養成講座

平成27年 4月 開講予定

学習内容

1スポーツ科学への導入

2スポーツ科学の展開

3スポーツ科学的視点での問題の把握

4研究による問題解決への取り組み

5キャリア形成

受験資格

スポーツ科学実践士の資格取得者

スポーツ科学分析士受講の利点

世界トップクラスの環境

科学者・研究者・医師により作られたカリキュラム

科学者・研究者・医師により作られたカリキュラム

スポーツ科学研究の第一人者(科学者・研究者・医師)が監修した教科書で、スポーツの現場で必要な理論・実技・測定方法を学びます。

独立や博士課程への進学も

スポーツ科学分析士の資格取得後、認定施設アローズジム(スポーツ才能開発室)やアローズラボ(スポーツ医科学研究所)で経験を積み、将来の独立開業へ向けた支援や大学院へ進学し博士課程への進路もサポートします。